アメリカでの気づき④最終回 ~ちょっとした会話の大切さ!~
アメリカでの気づき④最終回です。
今回の気づきで強く思ったこと、それは「みなさん常に会話を楽しんでいる」ということです。
今年3月のエリックさんマウイリトリートでの一コマ。いつも楽しそうな会話が飛び交う。Love & Gratitude Program 2016 @Maui
スーパーのレジの方やレストランの方々、クリーニング屋さんに行っても、みんなお話を必ずします。日本だと、次に待っている人がいるから、あり得ない。気を配る国民性だから、みんながみんな気を使いすぎなのか?
たった一言"How are you today?"と言って、表面的ではあるけど、その「時」を楽しむ。言葉を交わすだけでどれだけお互いの心が和むか、みなさんも経験がきっとあるでしょう。そして、言葉を交わすことで、次に必要な情報も得られたりします。これも本当に理に適っていて、楽しい時間の使い方だと思います。
そんな一例をご紹介。
マウイ島のコストコでエリックさんと買い物をしていた時、BBQ用の鶏肉を買おうとした時の会話。
マウイのコストコ。でっかすぎて笑える。Costco@Maui
私「BBQにはモモ肉がよさそうね」
エリック「え?ムネ肉じゃないの?」
私「え?モモ肉っしょ。脂がのってておいしいし。」
エリック「そうなの?(疑いの眼差し)じゃ、そこにBBQに詳しそうなおじさんがいるから聞いてみる。」(いきなり目の前にいる初老の方に話しかける)
「すみません、これからBBQをしようと思ってて、鶏肉を焼こうと思うんですが、モモ肉とムネ肉はどっちがグリルに向いてますか?」
初老の方「ああ、断然モモ肉っしょ。」
エリック「あ、そうなんですね!(驚きの眼差し)ありがとうございます」
初老の方「BBQ楽しんでね!」
アメリカでは日本と逆で、ムネ肉のほうが値段が高く、モモ肉は安いんだそうです。
私はモモ肉のほうが好きなのですが、値段が高いからムネ肉の率を高くしているのに、なんなんなんだ~って思って心置きなくモモ肉をゲットしました。
日本の場合だと、自分たちで話し合ったり、スマホでググったり、定員に聞いたりとするはずです。いきなり目の前のおじさんにモモ肉とムネ肉のどちらがいいか聞かないですよね。
アメリカに限らずいろんな国を旅していて、いつも思っていたのはこのことかもしれません。
何かがおかしい。。。ですが、言葉や文化、国民性の違いがあるからしょうがないのかな。
でも、日本でもご年配の方とか、電車やバスの中でも話しかけて来てくれて、一瞬びっくりする自分もいますが、とても嬉しいな~って思います。
クロアチアでも20代の若者と話をしましたが、旅をしていてみなさんとても親切だな~って思っていたので、そのことを伝えると、「この国は小さいからみんな助け合って生きてるんだ」って言ってました。その言葉がとても印象的でした。日本も小さい国だべ?
日本人はちょっとした日常の会話が失われてきていて、丁寧だけど、とっても機械的、マニュアル的な接客が多いので、少しでも日本の先輩方が当たり前のようにしていた会話ができるように、心をある程度オープンにする必要があると思いました。
確かに、いつも心をオープンにしづらい環境であるとは思いますが、自分から一歩勇気を振り絞って話しかけると、相手も笑顔で話してくれるのです。その割合が高くなることを願ってます。
真面目すぎる気質だからそうなってしまうのかもしれません、でも、気づいた人から始めなければと思います。自然な流れで。
そうした会話を通して、心と心でつなり、喜びを”Share"して、経済も活性化して、自分の幸せを循環させることができるのだと思いました。
マウイリトリートで一緒だったソレさん。カンボジアシルクドレスがよく似合う。シカゴにも遊びに来てくださいました。@Eric's salon
さあ、実践場所は日々の暮らしです。
みなさんも今日から挑戦してみませんか?
4回に分けて、アメリカでの気づきを”Share"させていただきました。
もっと気づいたことがあったかもしれませんが、また思い出したら記そうかと思っています。
ありがとうございます。
妃美貴 www.hibiki.gift
Love & Gratitude Program@Tokyoエリックさんのプログラム9月30日(金)~10月3日(月)