Magical Mystery Tour US 2018 Summer ⑤
アメリカ体験⑤
週末キャンプ体験!
エリックさんは、いつも『新しい体験をしてください』とおっしゃいます。
2年前、マウイ島でのリトリートにスタッフとして呼んでいただいた時もそうでした。
マウイの空港でお出迎えされ、目の前の景色だけで気持ちが和らぎました。
車に乗り込むなり、エリックさんが『海に入ってください』と言いました。
え?今から?日中ではあるけど、まだホテルにも行ってないし。笑
その時は2月で真冬の日本から来た私は、仕事で来てるし、まさか海に入ることなどないんだろうな、と思ってたんです。
海に到着、着替える場所は車の中。
冷たそうなので海へ恐る恐る入りました。
最初は冷たく感じていたけど思い切って頭までざふーんと入ってみると、一瞬にして大きな海のうねりが色んなエネルギーを洗い流してくれました。あの体験は本当にびっくり。
前置きが長くなりましたが、今回は美千代ちゃんが「テントで寝たことがない」と言ったことがきっかけでした。
エリックさんはそれを聞いて『キャンプへ行きましょう!』と急に言いだしました。笑
アメリカのキャンプは私も初体験なので、とってもワクワクしてました。
前回のブログでお話しした、美千代ちゃんのフラワーエッセンスのワークショップの次の日がキャンプへ行く日になっていたので、自然へどんどん帰る体験になっていたんだな〜と思いました。
全体的なスケジュールを後から眺めてみると、段階を踏んで身体をほぐし、エネルギーを浄化していってたんだと思いました。
キャンプ場はミシガン州のWhite Wholeという場所でした。
シカゴから3.5時間くらいのところです。
細かいスケジュールは一切知らされず、エリックさんと彼女のケイティさんが、私たちをホワイトホールへと案内してくれました。
電気もガスも水道もないので、テントや食料など全て持ち込んで行きました。
キャンプ場へ行く前に、ラズベリーピッキングとカヤックの体験をしました。
ラズベリーを手に取り満面の笑み(笑)
静かで美しい自然に囲まれ、それだけでもお腹いっぱいな体験になりました。
初のカヤックで緊張気味。後半写真を撮る余裕が出た!
日が沈むまでにテントを張らないとなので、場所探し。
泊まったキャンプエリアから少しお散歩。携帯電話はもちろん圏外!
キャンプ場といっても、日本とスケールが大違いです。
管理者もいなく、時々小さな表示があるだけで、ルールを守って自己責任でお好きにどうぞ、みたいな場所です。
車で森の奥までずーっと走ると、ところどころにひらけた場所があり、気に入った場所にテントを張れるようになってます。
もちろん直火で火も起こせます。
木々は常緑樹や針葉樹、いろいろな種類の松を見ました。日本のと違って柔らかくてかわいい。
大きな木々たちに、わたしはうっとりしてました。
そして終わりが分からない広大な森。
車でゆっくり森の道を走り、どこにしようかと眺めていると、一本の木がキラキラ光って見えました。
キラキラしていた木の上部。
「あっ!あそこがいい!!」と私は思い、そこに入ってもらいました。
奥に入って行くと、円形状の大きなエリアがあり、芝生もあり、使われてない薪も残されていました。
みんなで、ここがいいね〜!って言って早速テントの準備。
広げるだけで作れる簡単テントなので、すぐに準備完了。
遠めからみたところ。広すぎて全体が写せない。
ちなみに奥は森で道もない。
あとは、待望のキャンプファイヤーの準備。
神聖な火の儀式のように、丁寧に小枝から薪を組み立てました。
エリックさんは、ボーイスカウトに昔所属していたそうなので、火の起こし方をよく分かってらっしゃいました。
雪があってもすぐに火を起こせる方法を教えてもらいました。
こうして、自然と色んなことを教えてもらえて本当に嬉しい。
簡単に火が付き、これであとはBBQの準備です。
タレはジャパニーズスタイル。
私の手作り焼肉のたれ♪
そしてケイティさんが慣れた手つきでテキパキ準備してくれました。
自家製焼き肉のたれに付け込んだ鶏肉やお野菜をホイル焼き。
言うまでもなくいただいたものは全部美味しかった!
日が沈んでゆき、辺りが暗くなってくると月明かりとキャンプファイヤーの火だけが唯一の灯り。
炎を見てると時間の感覚がなくなる。
エリックさんがギターを弾き、みんなで歌って踊って楽しい時間が過ぎました♪
最後にインドのマントラを唱えて終了。
満月から1日たった夜でした♡
テントで就寝。
優しい風が木々を揺らし、気持ちのよい音が聞こえてきます。
静かな夜でした。
途中、フクロウが「ホゥーホゥー」と鳴き、生でフクロウの声を始めて聞いたんですが、フクロウの声は森中に響き渡りとても大きな声でした。笑
面白かったな〜。
次回のブログはキャンプ2日目、シンクロニシティ体験です。